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キャッシュレスの普及状況を把握するにはどうすればよいですか?

現在、キャッシュレスの普及状況を把握できるのは、政府が公表するキャッシュレス決済⽐率にとどまる。 このキャッシュレス決済⽐率は全国の全業種を対象に算出されるものであり、細かい内訳等は、その算出⽅法の困難さもあり⽰されていない。 例えば、本 書 で は 、図表 4にて都道府県別キャッシュレス⽀払い割合を⽰しているが、この算出根拠である「全国家計構造調査」は、5 年に1度の調査であり、毎年の公表はできない。 そのため、地域別や業種別といった、現在のキャッシュレス決済⽐率よりも細かい単位でのキャッシュレスの進捗状況が把握可能な指標を策定することが重要であると考える。 当該指標の策定により、当協議会を始めとする各種機関におけるキャッシュレス推進施策の策定判断や効果測定に活⽤することができる。 d.

キャッシュレス決済って何?

⾃ 治体等を始めとする多くの組織、事 業 者 に お い て 、導 ⼊ に 向 け たノウハウ等が不⾜ しており、実際の導⼊までに時間がかかる、⾄らないといったケースがある。 キャッシュレス決済サービスは、クレジットカード、デビットカード、電⼦マネー、コード決済等、様々なサー ビスが存在し、かつ、それぞれが異なる法規制により成⽴している。

キャッシュレス社会として目指すべき姿は何ですか?

ここまで国内外において実施されているキャッシュレスの普及に向けた様々な取組を確認してきたが、今後の具体的な施策の検討に際しては、改めてキャッシュレス社会として⽬指すべき姿が何かを明確にしておく必要がある。 本書では、⽬指すべき姿として「新事業創出・促 進の⽀援」「 社 会 の効率化」「リスクへの対応」の3つにおいた。 これらの⽬指すべき姿について説明するとともに、現状においてどのような環境変化が⽣じているのかを把握することで、キャッシュレスに携わる様々な⽅々の⽬線を揃えていきたい。 ⽬指すべき姿 消費者⾏動や企業⾏動の変化にあわせた新事業が創出・促進しやすい環境を整備することは、より付加価値提供のできる社会を実現していくために必要不可⽋である。

ポイントとキャッシュレスの違いは何ですか?

ポイントについては、キャッシュレスと同様に現⾦を⽤いず財やサービスの購⼊ができるツールの⼀つと広く認識されるようになっている。 他⽅で、ポイントに関する店舗オペレーションの複雑化や消費者における混乱も⽣じていると認識する。 本プロジェクトでは、広く、店舗等におけるポイント運⽤の課題について整理するとともに、ポイントとキャッシュレスの連携強化による各種混乱の解消を検討していく。

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